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筆力の問題か |
2003/01/24 00:31 |
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時には時節を意識。これ日本人の美徳。
僕は2歳か3歳くらいから小5の終りまで大阪の団地に住んでいた。
…本題に入る前に「団地」と「マンション」の違いとは何ぞや。唐突に気になったのでここで僕の秘密兵器「岩波国語辞典
第五版」をひも解いてみることにしYOう。
「団地」
住宅(や工場)を計画的に一か所に集めて建設した地区。
「―族」(団地の住民)「工業―」
「マンション」
アパート。主として中高層建築の集合住宅をさす。
「分譲―」 →mansion(=大邸宅)
…ハハーン、ナルホドネ!
というわけで僕は小さい頃大阪の団地に住んでいた。団地には同い年の友達が何人も住んでおり、毎日遊び暮らしていたものだった。
正月。
ガキのくせに何故か「年賀状」のやり取りはキチンとしていた。しかしそこはガキなので、大抵厚紙をハガキ大に切り取って用い、正月の朝に直接友達の家のドアポストに投入するというものだった。もちろん「おもち食べすぎ注意報発令中!」というのと、魚の絵を描いて横に「めでタイ!」と書くのがガキなりの必殺ギャグ。
しかしそんな厚紙年賀状文化圏にあって1人だけ、年賀状を本物の年賀ハガキで書いてくるヤツがいた。同じ団地に住んでいるのにわざわざ郵便ポストに投函して郵便局経由で送って来るのだ。要は当たり前のことなのだが、僕はその年賀状を受け取って「なんって気取ったヤロウだ」と変に憤りを感じたことを今でもよく覚えているのだが、書いてみたら何が面白いのやらさっぱり分かりませんね。
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