京都はやはり観光の街。私が働いている店も四条河原町に位置することもあって、 京都以外からきたと思われるお客さんも非常に多いです。ガイドブックを片手に持っ た外国人の方。グループ行動時間中と思われる修学旅行生の一団などなど。本当にこ の街にはいろんな人達がやってきているのだなあと身をもって実感しています。 そんな反面、これぞ京都というべき京都色の濃いお客さん、つまり京都でしかお目にかかれないのではないかと思ってしまいそうなお客さんもいらっしゃいます。丸めた頭に袈裟姿。そう、お坊さんなんですが、、意外や意外に多いんです。 袈裟姿のお坊さんが店内でCDをさがしている画にはいつもながら違和感を感じて しまうのですが、いったい彼らのお好みの音楽とは?お坊さんと音楽。なんだか遠い 存在のようにも感じてしまいますが、、 お坊さんと音楽。本当に遠い存在か?答えはいいえ。この二つ実は遠いどころか とっても身近にあるのです。 その心とは、ズバリお経!! 木魚を叩きながら仏の教えを読み上げるものです が、よくよく考えてみれば音楽に通じるところがいくつかあることに気づきます。 あの木魚。言わずと知れた丸い形をした木製の仏具ですが、ポクポクと響くあの 音、あの親しみのある音色は楽器としての魅力も十分備えている。そういえば明和電 気も使っていたような。『さかなやの おっさんが、、』というネタのときにも使用 されるように、お笑いの小道具としてもたびたび登場。つまり木魚は仏具の枠を超え 楽器としてあらゆるところで重宝されているのだ。 そんなことを意識しているのかいないのか、お坊さんは木魚を叩く。ポクポクポ ク。一定のリズムを保ち、ひたすら同じフレーズを繰り返す。そこへお経。ただ読ん でいるようにも聞こえるが、実は木魚のリズムにのっている。その独特なトーキング スタイルは早すぎたラップなのかも。とにかくリズムを刻みそのリズムに合わせて声 をのせるという音楽の基本マナーをお坊さんもしっかりと実践していたのだ。 鳴くようぐいす平安京。794年の平安遷都以来ここ京都にはたくさんの寺院が建 てられ、今もなおこの街のシンボルとなっている。もしかしたらお経こそが京都で最 も息の長い音楽なのかもしれない。お経のリズムこそ京都の心音。ここ京都が今後も お寺の街であり続ける限り、お経リズムは京都のいたるところで響き続けるだろう。 |
木下充 lucky smile, time&space |
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野田晋平 TOWER RECORDS 京都店 |
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吉田圭 PROTOTYPE |
第16回は先月1周年を迎えたばかりのレコード店PROTOTYPEの吉田圭さんです。
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![]() 野田晋平 |
タワーレコードというCD屋で働いています。メジャー、インディー問わず京都出身、京都を拠点に活動するミュージシャンのCDをプッシュしていますので、どうぞお立ち寄りください。河原町OPA9階です。 |
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