葛城淳司
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Beirut
「March Of The Zapotec And Realpeople Holland」” |
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我らがベイルートです。前作、前々作とヨーロッパ、フランス、そして今回南米と、テックスメックス、マリアッチです。
私の好きな南米です。イヨッホ〜と叫ぶ、叫ばないは、次の段階の話ですが…。素晴らしいです。
黄昏れて躍動的になり、悲哀のある、これぞベイルートの行ってほしかった旅であります。今回、2枚組。1枚、生楽器、1枚、電子楽器の構成。良いです。
次回は、ベイルートの旅、どこに行かれることでしょうか…。 |
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Perfume「凵v
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去年に引き続きパヒュームです。嫁さんに気持ち悪がられようが、オタクに間違われようがパヒュームです。
これは、やはり良いです。音楽的に中田さんの勝利であります。
潰れたベースシンセの音に酔いつつ、四ツ打ちのベードラ、ボコーダーを通したボーカル。やはり良い。やはり一番良いのは、パヒュームのボブの女子か…やはり。 |
” 七に二をたしゃ九になるが
九になりゃまだまだいい方で
四に四をたしても苦になって
夢は夜ひらく ”
(三上 完 夢は夜ひらく)
今年一年訃報続きで、忌野清志郎から加藤和彦、しいては町内の田中さんまでもが他界した。田中さんは面識のない婆さんであるが、惜しいことを、、、と悔やみきれぬ一年であった。
そこでベスト5。自分なりにベスト5ではあるが、ベスト3と訃報にちなみワースト2を選ぶ。伊藤編集長ゴメンなさい、無駄こそ人生の醍醐味です。 |
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ハナレグミ「あいのわ」 |
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良いよね〜、ハナレグミ。 この人の音聴いて思うことは、この人自体、人が好きなんだろうなってことです。
これだけ人のこと好きな人でないと、これだけの作品創れないし、愛に満ちています。
芸術、創造は愛であり、売名や金儲けじゃ、どこか偏る。マイケル ジャクソンの死がそれを物語っています。
貧乏と富、有名と無名、人生それに囚われたらおしまいよ。 |
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Yoko Ono Plastic Ono Band
「Between My Head And The Sky 」 |
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ワーストと言っても、面白いが変な作品で、何も今すぐ捨てろ、割る、中古屋へ走れ!と言うことのできないアルバムです。
しかし、息子ショーンは偉いね。母親とは言えここまで付き合って、レーベルまで立てて、彼女まで引きずり込んで…。嫁姑問題ないのですかねぇ〜と言いたくなるアルバムです。
この作品を前にして、芸能レポータばりに裏を詮索したくなるアルバムとなっています。
でもこの人も愛や平和いまだ謳っているが、この人にはいまだ死は訪れない様であります。
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Ry Cooder Anyhology
「The UFO Has Landed 」 |
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今年来日で最大に期待をしていた、ライ クーダー様。
ライ クーダー様のアルバムは全て持っています。海外のアーティストとの共演、存じ上げています。しかしアンソロジーこの内容はあまりにも、お粗末ではないでしょうか。自選とは言え…。ファンとしては無国籍、ギター、弦楽器の探求こそアンソロジーと成り得た様に思います。個人的には、”チキンスキンミュージック” ”ジャズ” 辺りが入っていればと思います。しかし、ニック ロウとのライブ良かったです。 |
こんな、ところでしょうか。ベストライブは、4月29日服部緑地の屋外ライブ。
死して先に代わる者あり、次に次代に期待をしつつ来年はどうなるか楽しみです。
人生に幸あれ…。 |