LIVE REPORT

Little Gang

2001.2.16(fri) cafe independants


カフェ・アンでパン段にて行われたイベント、「リトルギャング」。光栄なことにまたも伊藤さんからお呼びがかかり、超多忙なスケジュールを割き割き行って参りました。馳せ参じさせて頂きました。まあ超多忙とか、嘘ですけどね。前回書いた通り、就職活動もせずに毎日テレビばっかり見ているバカ学生・クロカワです。みなさんコンニチハ。むしろコニャニャチワ。徹夜明けなんで妙なテンションなのをお許し下さい。イキオイで書いてみます。

そもそもカフェ・アンデパンダンって何処さ。今回の僕はそんなレヴェルからのスタートだったりするわけで。「アンデパンダン」って変換したら冒頭の意味不明な字面が画面に出現しちゃったんですけど、あえて直さずそのままにしておいてみたりしましたが、特に理由はありません。初めて足を踏み入れた其処はステキな地下世界。入口で「KBS伊藤の連れの者です」と言い忘れたというのに、普通に金を払わずに入れてしまいました。ワンダフル!(ミキヒサ) 店内はテーブルとか並んだままで、「あ、食ったり飲んだりしながらライブ見れるんだ」と、一般的なライブハウスしか行ったことのない僕にはそんな環境すら新鮮。スノッブ。ディナーショウってこんな感じかしら。薄暗い店内が否応なくロマンチック気分を盛り上げるぜ!

ラブ・パンダリンズ
近所のおばちゃんが作ったというお揃いの青・白ストライプのワンピースを着た女性2人と男性1人。気付いたら始まってましたって雰囲気のこのイベントはなんかいい。そしてその空気を生み出すラブ・パンダリンズの演奏も、良い意味でぬるくていい。喋りもどこまでもぬるい。なんかパンダのタンバリンとか持ってたし。「あれがミソやで」とか横から伊藤さんがわけわかんないこと言ってくるし。カスタネットや鈴、リコーダーなどで奏でられる音楽はテーブルで飲み食いしながら聴くにはひどく心地よく、僕はもう頭の中で何度も呟いたのであります。「イッツ・ソー・スノッブ!」 チャチャ!

OKミュージックボール(永江孝志)
さあ宴は低温のまま緩く続いていきます。僕はというと、まったく酒が飲めないのに成り行きでビールを飲んでしまい、もはや思考は霧の中。たった1杯なのに。そんな中、次に登場したのは永江孝志さん。ハモニカの音が響き渡ります。「見に行こう」という伊藤さんの誘いに乗り、せっかく椅子とかあるのに近くに寄って立ち見。「罪は七つ 海より浅く」というフレーズが男気溢れたメロディに乗って気持ち良く耳に飛び込んでくる。嗚呼。そして気付いたら近くにあった椅子に座って舟を漕いでいました。きっと歌詞に出てきた海が悪いのだ。好きな音だったから最後までちゃんと聴きたかった。って起きてろよ、俺。あーもうバカバカ。でも演奏中になんかエンドルフィンと共に別世界へ旅立てるのも、このイベントの良いところですよね。自分の非をイベントの長所に結び付けております。あれ、サンシャインでも俺寝てなかったっけ?エンドルフィンってこういうときに出る物質だったっけ?いろいろ手探りで書いてます。大丈夫か?

インスタント・シトロン
続いてインスタント・シトロン。アコギとおもちゃのピアノ(?)が醸し出す音にしばし陶酔。しかもなんか女の人の声がいい。ていうかイイ。そう、カタカナ表記の方ね。なんだろう、あの溶けそうなスウィートヴォイスは。ピンクの電話のダイエット本じゃない方(回りくどいな)の声をもっとカジュアルかつキュートにした感じ。動物で言うとプレーリードックちゃん(ぼのぼの)。むしろシマリスちゃん。あーもうわけわかんねーな、俺。そしてまたも伊藤さんが耳打ちするのだ。「あの声で“半チャン定食”とか言って欲しいゾナ」。なんだそりゃ。しかしあの声で「夢のつづきをしようよ」なんて歌われちゃたまらんですわ。夢のつづきって何さ。そして最後にラブ・タンバリンズとセッションをして閉幕。

このイベントは総じてスノッブ。スノッブってお前何回も書いてるけど、そもそもスノッブって何だよ。そんな声は聞こえないフリだぜ。もうね、さっきから「空気」とか「雰囲気」とかそんな単語しか頭に浮かばないのですよ。語彙力まるでなしです。要するに「リトルギャング」は或る1人の人間の脳にそんな言葉たちを刻み付けた、そんなイベントでした。強引にまとめてみましたがまとまってませんね。それでも失礼します。バイナラ〜



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